株価の方向性 DMI

DMAは方向性指数とも呼ばれるように株価の方向性を判断するのに役立つテクニカル指標です。
ここではDMIの特徴や使い方を解説しますので、是非役立ててください。

DMIとは

DMI(Directional Movement Index)は、
「PDI」「MDI」「ADX」「ADX-R」という4つの指数を使って、
株価のトレンドの方向性やその強さを調べます。
1.PDI(%)
株価が上昇する強さを表現する指数です。
2.MDI(%)
株価が下落する強さを表現する指数です。
3.ADX(%)
株のトレンドの強さを示す指標です。
4.ADX-R(%)
トレンドの強さを示すADXの単純移動平均で、ADXの方向性を確認するときに使われます。
以上のような特徴を持つ4つの指数ですが、
これらを使って株価のトレンドを評価する方法を次に紹介します。

DMIの使い方

DMIでは以下の様な買いシグナルと売りシグナルがあります。
1.買いシグナル
PDIがMDIを下から上抜いたとき。
2.売りシグナル
PDIがMDIを上から下抜いたとき。
また、DMIを使ったトレンドの判断は以下のようにおこないます。
1.上昇トレンド
PDIがMDIより上にある状態
2.下降トレンド
PDIがMDIより下にある状態
続いてADXとADX-Rの指標の使い方を見てみましょう。
ADXとADX-Rはトレンドの強さを示す指数で、組み合わせから以下のように判断します。
1.トレンドが強い
ADXがADX-Rを下から上抜いた場合
2.トレンドが弱い
ADXがADX-Rを上から下抜いた場合

DMIの計算方法

DMIは「PDI」「MDI」「ADX」「ADX-R」から構成されていることをお話しました。
そこで、それぞれの指標に関する計算方法を以下に紹介します。
1.PDIとMDIの求め方
PDIとMDIを計算する場合は上昇幅(PDM)、下落幅(MDM)、
実質的な変動幅(TR)をさらに求める必要があります。
PDMは【当日の高値−前日の高値】で計算し、MDMは【前日の安値−当日の安値】で計算します。
TRは【当日の高値−当日の安値】、【当日の高値−前日の終値】、【前日の終値−当日の安値】
の3つの中で最大値となるものをTRとします。
以上のようにして求めたPDM、MDMとTRからPDIとMDIを次のように求めます。
1.PDI=n日間のPDMの合計÷n日間のTRの合計× 100(%)
2.MDI=n日間のMDMの合計÷n日間のTRの合計×100(%)
nは任意の期間・日数ですが、一般的に14日が多いです。
ADXはPDIとMDIから次のように求めます。
ADX=(PDI−MDI)の絶対値÷(PDI+MDI)のn日単純移動平均
そしてADX-RはADXを元に以下のような計算で求めます。
ADX-R=ADXのn日単純移動平均